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日蓮宗と墓 | 墓石のデザイン

日蓮宗の檀家や信者であるならば、墓石の正面には「南無妙法蓮華経」や「妙法○○家先祖代々之墓」と刻むのが望ましいようですよ。そしてお墓の側面か裏面には建立年月日や、建立者、法号などを刻むようになっているのです。また法号は、男性の場合には「日」や「法」と刻み、女性の場合は「妙」を戒名の一文字として用いることがあるそうですよ。また五輪塔には上から「妙・法・蓮・華・経」と刻むのです。

お墓を立てる向きには、日本古来の風習として、北を天皇の玉座、すなわち上座とするとされているのです。もし北向きにお墓を建てると礼拝する人が上座に立ってしまうことになるのです。しかし、本来仏教では六向拝と表現して、東西南北上下の六方とも尊敬して、吉凶の別は問わないのです。なので向きよりも立地(陽当たり、地形)の条件などを重視した方が良いとされているんですよ。

これまでの日本では、お墓を芸術作品とみなす習慣はなかったのですが、近年の石材加工の技術発達によって、故人の意見を尊重した個性的なデザインの墓石が建てられるようになっっているのです。また欧米では、古来よりお墓を芸術作品とみなす伝統が強くあるようですよ。なので墓石に芸術家が腕を振るうケースも少なくないようなのです。また日本でも、大都市周辺の公園墓地の増加とともに、洋型墓石の人気が上昇しているのです。

首都圏で新たに作られる墓地の3割~4割がこの洋型墓石だといわれているのです。お墓に明るいイメージを求める人が増えていることを象徴する現象だと言えると思います。また現在ある和型の墓石は、仏教の教義を象徴する仏舎利塔(お釈迦様の遺骨を納めるところ)や五輪塔などを簡略化したものなのです。和型の墓石は、江戸時代中期以降に庶民がお墓を建てるようになってから広く普及した形だと言われているのです。






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