日蓮宗と墓 | 曼荼羅とは
日蓮の死後、皇室より日蓮大菩薩(後光厳天皇・1358年)と立正大師(大正天皇・1922年)の諡号を追贈されたのです。また、日蓮宗の御本尊でもある 【曼荼羅】とはサンスクリット語のmaNDalaに由来しているのです。そして原語の意味は「凝縮した」や「本質を備えた」などとなるのです。仏教(特に密教)において聖域や、仏の悟りの境地、世界観などを仏像やシンボル、文字などを用いてビジュアル的に表わしたものなのです。また仏画や物語をビジュアル化したものなどを総称して、曼荼羅と呼んだりもしている様ですよ。
日蓮宗ではお釈迦様の説かれた教えの中でも法華経こそが、世の中を救う絶対最高の教えであるとしているのです。その法華経を説かれた実際に歴史上に存在されたお釈迦様は、「久遠実成の本仏」が自身を表した姿なのです。久遠実成の本仏とは、永遠の昔に悟りを開いた仏さまという意味で、法華経も本仏が経典として実態を示したものなのです。日蓮宗の本尊である法華曼荼羅は、法華経の世界を図、梵字、漢字などで表した曼荼羅の一種なのです。
墓石に刻む書体なのですが、基本的に文字の書体は自由に決めてもかまわないようですよ。ですが、和型の墓石の場合は「楷書体」や「行書体」、「草書体」、「隷書体」などが一般的に使われているようです。また特別な字体を希望する場合には、書家に依頼して書いてもらうこともできるのです。ですがいずれの書体であっても共通して言えるのは、「旧字体」を使用した方が望ましいということなのです。旧字体を使用することは新字体に比べて風格が感じられることから望ましいと思います。
墓石に使われる石材は、基本的に耐久性のあるものを使用しているのです。墓石は屋外に長期間設置しておくものですので、雨風に強く、短年月では変色しないようなものが選ばれているのです。また一般的に使われている石材には、「花崗岩(御影石)」や、「班レイ岩」、「安山岩」、「閃緑岩」などがあるのですが、これらの石はどれも基準を満たしているのですが、最近では御影石が多いようです。
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