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日蓮宗と墓 | 日蓮宗の開祖、日蓮聖人とは(1)
日蓮宗の開祖、日蓮聖人の生きた鎌倉時代は、お釈迦さまがなくなったあと、教のみが残って完全な行の出来る者も証を得る者も現れない時代(末法時代)へ入っていたのです。日蓮聖人は鎌倉や、京都、比叡山、三井、高野山、四天王寺などの諸寺に遊学して、仏教の経典をすべて読み、この時期に「法華経」が依りどころとすべき唯一の経典であると確信していたのです。 日蓮聖人は、安房国(今の千葉県)に生まれました。十二歳で安房の清澄寺にて出家して、安房から鎌倉、比叡山に出て、さらには禅宗、真言宗も訪ね、修行をしたのです。
三十歳で比叡山に戻った日蓮聖人は、天台宗の根本経典である『法華経』こそが、拠り所とすべき教えであると悟るのです。日蓮聖人は容赦なく浄土教や禅宗を批判して、また幕府に対しても頑になに自説を主張したために、流罪や危うく斬首されかかるなど、様々な弾圧(法難)を受けてしまうのです。ですが、日蓮聖人の他宗批判や権力に屈しない姿勢などは、強力な布教効果を持ち、そのカリスマ性や、予言者的性格ともあいまって、信者は続々と拡大していったのだそうです。
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