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日蓮宗と墓 | 日蓮聖人とは

日蓮には六人の高弟(六老僧)や各地に熱心な弟子がいて、日蓮没後は、各弟子の門流や各地での信者組織が発展していき、多くの流派が生まれることになったのです。日蓮宗は、日蓮聖人(にちれんしょうにん)(1222-1282)を宗祖とする日本の伝統ある宗派だと言えるのです。日蓮聖人は、妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)(法華経)に説かれた釈尊(しゃくそん)の久遠(くおん)のみ教えを深く信じて生涯を通じて実践されました。

安房国(今の千葉県です)に生まれた日蓮は、十二歳で安房の清澄寺にて出家したのです。日蓮は安房から鎌倉、比叡山に出て、さらには禅宗、真言宗も訪ねて、修行をしたのですよ。そして三十歳で比叡山に戻った日蓮は、天台宗の根本経典である『法華経』こそが、拠り所とすべき教えであると悟ったのです。狭義には、日蓮を宗祖とする諸宗派の最大宗派「宗教法人日蓮宗」を指しています。宗務院を池上本門寺(東京都大田区池上)総本山を身延山久遠寺(くおんじ)に置く57総、大、本山の連合宗派で「釈迦本仏論と一致派」や、「釈迦本仏論と勝劣派」、「宗祖本仏論と勝劣派」など教義の異なる諸門流を包含する日蓮系諸宗派中の最大宗派です。

寺院数が5,200ヶ寺で、直系信徒は330万人にものぼるのです。広義には、法華宗各派や、日蓮正宗、ほか単立寺院など、教義や組織が異なる宗派を含むのです。また同じ日蓮系でも敵対関係にある創価学会や日蓮正宗は「日蓮宗」という呼称を嫌って、機関紙などでは総本山の場所から「身延派」(みのぶは)と呼ぶ場合が多いようですよ。また嫌悪の意味とは別に特に富士門流とは別の日蓮宗の中の一番代表的な勢力という意味でこの言葉が用いられることもあるそうです。

お墓は建てることに意味があるのではなく、お参りすることに意味があると思うのです。お墓は、先祖や故人のための浄土で、浄土として維持し続けるためには、お参りを続けることが欠かせないのです。日蓮宗ではお参りの際、お唱えする言葉が「南無妙法蓮華経」なのです。またお墓参りが現在まで受け継がれている背景には、「日本人の死生観」があると思うのです。そして人々が長い間、何代にも渡って大自然から学んだものや、先祖の偉大なる智慧から生み出されたものなど、それらは多くの人々に育まれることによって受け継がれてきたものだと思うのです。






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